米袋デザイン |
今回はオリジナルクラフト米袋の作り方を紹介させていただきます。
小売業で使われる米袋の多くは、以前にご紹介したように、ラミ袋やポリ袋などのフィルム素材で作られています。フィルム素材の米袋は自動充填に適しており、大量の米を袋詰めするのに便利です。
一方、クラフト米袋は昔ながらの米袋であり、最近では温かみのある外観で差別化を図るためにもよく使用されています。クラフト米袋は、クラフト紙を素材として作られており、かつては米穀店で米を詰めた後にミシンで口を縫い封印する形で使われていました。しかし現在では、口の部分に紙の紐を使って封をする「ヒモ付き米袋」がよく使われています。
クラフト米袋は、お米の重さに耐える必要があるため、一般の紙袋とは異なり、クラフト紙を2枚重ねて作られることが一般的です。製造工程では、まずロール状のクラフト紙に印刷を施します。その後、印刷されていないクラフト紙と重ねながら筒状に形成し、1枚サイズにカット、底部を成形、最後に紐を取り付けるという手順で作られています
◆ 印刷について
◆ デザイン入稿について
デザインの入稿については、基本的にサイズや形ごとに準備するテンプレートを使って行っていただきます。
◆ 角底形状
◆ 舟底形状
以下のような注意点がございます。
◆直線上に並べる必要のある文字
◆位置を合わせる事が必要な図柄
◆ ご注文の大まかな流れ
ご希望の内容量(キロ数)、数量などをもとに対応可能な素材を選定します。
印刷不可部分の目印のあるテンプレートにデザインを配置して入稿いただきます。
ご入稿データをもとに実際に印刷する版下データに変換し、校正確認します。‣ 校了と本注文をいただいてから製造に着手します。
仕上りましたら納品します。
◆ 製造ロット(最小製造数量)について
クラフト米袋の形状により異なります。
角底クラフト米袋(1kg~10kg) 約3,500枚~
舟底クラフト米袋(1合~30㎏) 約1,000枚~
◆ 金額について
次の仕様一覧を掲載しているページをご参考にお問い合わせください。お見積もり書にてご提示いたします。
(ご不明点ございましたらご相談ください。お打ち合わせのうえ設定させていただきます)
クラフト米袋を初めて手掛ける方にとっては、さまざまな特徴や制限があり、わかりにくい部分もあるように思います。ご要望をお聞かせいただいた際には、丁寧に説明をさせてもらうことを心掛けております。お気軽にお問い合わせください。