米袋デザイン |
昨今お米の品種やブランドが増え続けていることや生産者がインターネットを利用して消費者へ直接販売される機会が増えたことから、当社でも生産者様やお米のパッケージデザイナー様からオリジナルデザインの米袋の製造依頼をいただく案件が増えています。
そこで、「オリジナルデザイン米袋の作り方」というテーマを取り上げ、複数回に分けてコラムを通じてご紹介させていただきたいと思います。各種米袋の製造工程や条件、特徴を知っていただくことで、オリジナル米袋の構想を練る際のお役立てになればと思います。
米袋には、昔から使用され続けているヒモの付いたクラフト袋、高級感のある和紙袋やアルミ袋、量販店などでよく見かけるラミ袋やポリ袋等、様々な素材のものが存在します。今回のコラムでは、スーパーなどでよく見かけるラミ袋やポリポリ袋と呼ばれるフィルムの袋をご紹介します。
そもそも、ラミ袋・ポリポリ袋とは?
スーパーマーケットやドラッグストアでよく見かけるビニールに入ったお米の袋にも種類があります。
ラミ袋は、ナイロンとポリエチレンを貼り合わせ(ラミネート)して一枚のフィルムにしたものが多く、光沢が強く、ハリがあり、印刷特性が良いので高級感のある素材です。強度を高める事もでき真空包装する米袋などにも使用されます。
ポリポリ袋は、ポリエチレンとポリエチレンを貼り合わせて一枚のフィルムにしたもので、ラミ袋より単価が安く製造できることが利点です。光沢や印刷特性はラミ袋と比較すると弱くなり、フィルム自体は柔らかい感触です。
ラミ袋・ポリポリ袋は通常、巻き取られたシート状のフィルム原反への印刷、そのフィルムのラミネート、製袋という3工程を経て製造されます。お米の充填包装を自動で行うチューブロール包装機を使用されるお客様には、単袋工程前のロール状の製品を納品させてもらいます。
オリジナル米袋を作る際には、材質やサイズを選んだ上で印刷するデザインを入稿してもらいますが、ここでラミ袋・ポリポリ袋の印刷に関連した内容を少し詳しく書かせてもらいます。
◆ 印刷について
◆ デザイン入稿について
デザインの入稿については、基本的にサイズや形ごとに準備するテンプレートを使って行っていただきます。
以下のような注意点がございます。
◆ ご注文の大まかな流れ
◆ 製造ロット(最小製造数量)について
袋を製造する際には、まずロール状のフィルム原反に印刷をおこないます。原反1本の長さである4,000mが最小ロットの基準になります。理論的には4,000m÷袋の長さで枚数が決まりますが、調整時のロスなどが発生するため多少枚数が減ります。以下がサイズごとの最小ロット目安になります。
◆ 金額について
次の内容を設定のうえお問い合わせください。お見積もり書にてご提示いたします。
(ご不明点ございましたらご相談ください。お打ち合わせのうえ設定させていただきます)
(デザイン・画像データも添付いただけます)
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06-6709-1862